ファウンダーメッセージ
「不確実だけどワクワクする!そんな未来に向けて」
ーようこそ、『共働き未来大学』へ!
終身雇用が崩壊し、一社で長く働き続ける時代は終わろうとしています。
2035年には「正社員」という仕組みが成り立たなくなり、フリーランスなど「雇われない働き方」が主流になるという予測も公表されています。
私自身も2012年からパラレルな働き方を実践する一人として、また、ライフキャリアの専門家の立場からも、これからは一つの仕事やテーマで専門性を磨き続けるよりも、短期間にさまざまな経験をして知識やスキルを枝葉のように発展させていく時代になると感じています。
だれもが同じような人生ステージを生きてきた過去と違い、未来は極めて不確実。
社会から必要とされるモノやサービス、そして職業までもがものすごいスピードで入れ替わり、私たちを取り巻く働く環境は、これからもっと激変しそうです。
ちょっぴり不安もあるけれど、未来は見えないからこそ、ワクワクしていたい。
私たちは、人生100年時代を生き抜くための一つのキーワードに「家族」があると考えています。
家庭のライフスタイルやパートナーシップも時代に合わせて多様に広がりつつあります。
好むと好まざるとにかかわらず、 “共働き” が当たり前になる時代。
WorkとLifeそれぞれの質を上げて互いにシナジーを生み出せると、人生はもっと豊かになる。
そのためには、家庭だけでなく、社会や会社の風土改革も欠かせません。
女性の社会進出は加速しても、男性の家庭進出はまだまだ道半ば。
夫の長時間労働等によって家事や育児が妻の負担になる “ワンオペ育児” の背景には、「子育ては女性がするもの」という価値観が見え隠れしています。
共働き未来大学は、働く個人や企業がフラットに集まり、自由な発想やつながりがうまれるコミュニティを目指して立ち上がりました。不確実な時代だからこそ、多様な働き方、生き方を考えアクションを起こしていきたいと思います。
2017年11月 小山 佐知子