2021.07.08,

仮面をかぶる組織への懐疑心
ダイバーシティの本質を探り、日本の未来に大きな一歩を。

はじめまして。2021年7月より加入した山口 淳子です!年齢は・・・アラフォーの仲間入りを果たし、更年期なんかも気になるお年頃(笑)

共働き未来大学の運営メンバーの中では珍しく?月曜から金曜、朝から晩までお仕事ときどき土日も勤務あり、な生活を送っています。7月に異動したばかりで、今は毎日がてんてこ舞い。会社の近くに買ったマンションで公務員の主人と8歳、4歳の子どもの4人暮らしで、国内外問わず旅行好き。もっぱら最近は、家から近いテーマパーク「U〇S」の年パス(コロナ禍だから空いているだろうと予想)を購入したのもあり、通いまくってます。今は息子が最近はまっている恐竜博物館に早くいきたいと思っています。

「女性だから?」「ママだから?」―組織で感じた「働き方」の違和感

私は大学卒業後、転職することなく総合職として入社した鉄道会社(そこからホテル会社に出向)に15年近く務めています。20代の時にホテルでの実績を買われ、途中で本社の秘書部に配属されたのですが、待っていたのは役員出社前の清掃、お茶汲み、書簡の整理、役員とその秘書をしている男性社員の昼食の準備など、令和の時代には到底考えられない女性特有の業務(当時は一般職の女性がやっていました)でした。「幾度となく女性だけがやるのはおかしい」と言いながらも聞き入れてもらえず…諦めてとっとと結婚して子どもを産んで育休を取ろ決意しました。

育休後、ホテル会社で復職させてもらい、なんだかんだ不満はあるけれど、仕事は好きだし、なんとなくこのままずっと続けて、そこそこのキャリアを築くんだろうな、と思っていました。そう3年前までは。

プロボノ参加を後押しした決定打

3年前、私は管理職(課長)登用試験を受け、同じ共通点を持つ同期女性と2人して一緒に落ちました。その共通点、なんだと思いますか?表向きの理由は「能力不足」―裏の事情を知る人からは「時短社員が課長になれるわけがない。という会社の判断」だと告げられました。それをオフィシャルでない発言として聞いたときは、あまりのショックで頭が真っ白でした。

「試験前に言ってくれたら、何とかフルタイムにできる方法を考えたのに…」「受検条件に係長級経年〇年だとか、フルタイムであること、だとか明記してないやん・・・」

試験を受ける前から出来レースであったことに悔しさで涙が止まらず…2年くらいはひらすら文句ばかり言っていました。時短勤務といえども、主人が在宅勤務の時は残業もするし、繁忙期の時は実家の母にお願いして、手伝いにきてもらうなど、その時々で柔軟に対応していました。

勤務の実態や本人の声を聴かずに、時短勤務だからとひと括りにして「個」を見ず「働ける時間」で評価する組織風土に腹立たしさと悔しさが込み上げ…採用ホームページでは、「くるみん取得してます」や「育児と仕事を両立している社員の特集」と組んだりと、いかにも多様な働き方、多様性を推進しているかのような企業に見せています。

ここでくたばってフルタイムにしたら、育児をしながら仕事を続ける会社の後輩があとに続かない!と変な?正義感が芽生え、「時短勤務をしながら管理職になる」と意気込んだわけです。

 

でも、3年経ってようやく気が付きました。この会社で時短勤務をしながら管理職にはなれない、と。。。

 だったら、会社での仕事はライスワークとして割り切って、外の世界で自分が成し遂げたいこと、やってみたいことをやってみようと思い始めたんです。

 もともとホテル会社の人材開発で「仕事と育児(介護)の両立やLGBT」を推進する立場で育児休業からの復職前ワークショップなんかを企画したりしていたので、やっぱり「女性活躍推進」だとか「ダイバーシティ」の切り口、観点が好きなんだなと思います。だって、これらを進めることはきっと誰もがハッピーで笑顔に生きることが出来る、より快適に自分らしく働ける近道だと思うから。

一歩ずつ試行錯誤しながら、新たな世界を創り上げていきたい。

「共に働く」をもっと快適にしたい、と掲げる共働き未来大学を舞台に、自分の考えや想いを整理し、形にしていくことで新たな世界が広がるのでは?と思い、プロボノに参画することを決めました。活動を通じて、そこで出会う人たちと本気でぶつかり自分を高めていきたい、ダイバーシティの本質を探り、未来の子どもたちが生きやすいように、快適に働きやすいように企業の社風や日本社会が前進できる仕掛けをつくっていきたいなと思っています。まだ具体的には見えてないのですが…(汗)

 

どうぞよろしくお願いいたします!

タイトルでお分かりのとおり(笑)、言うことは一人前なので、周りからはよく「政治家になれば?」と言われます…。今のところ予定はないです(笑)

Posted by 山口淳子

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