こんにちは!ファウンダーの小山です。
きょうは、今年から活動が本格スタートした、共働き未来大学「男性育休推進部(仮称)」コミュニティについてご紹介します!
男性の育児、育休取得をもっと身近なものに
共働き未来大学のビジョン、 “共に働くを楽しもう” 。
このコミュニティでは、「男性育休」というキーワードからビジョンにアプローチし、
Facebookの非公開グループを活用した交流や情報交換を行っています。
コミュニティとしての本格始動は今年の春からで、現在、中長期(4ヶ月〜1年程度)の育休を取得した経験がある
人や、これからパパになるといった方たちを中心に自己紹介や情報交換が行われています。
発起人は、2年前に行ったこのイベントの参加者で、運営プロボノの 青地さんです。
クローズドのコミュニティならではの信頼・安心して交流ができる環境を意識してい運営していて、
今後は、当事者だけでなく、育休を推進したい企業の担当者や、学生などにも輪を広げていきたいと思っています!
※コミュニティへの参加、問合せ窓口はこちら
取って終わりの育休を推進したいわけじゃない
新卒男性の8割が「育休を取りたい」と考えている、といったデータ(日本生産性本部2017年)もあるほど、
企業にとっては人材採用の面からも男性の育休推進は待ったなしといった状況です。
ただ、一方で、「取るだけでいいの?」という疑問も…。
共働き未来大学の運営チームでは、以前からこの男性育休を当事者側から盛り上げたい!と
数名のメンバーとコミュニティづくりも含め、対話を繰り返してきました。
- 今というかけがえのない時間を大事にしたい
- 家族の幸せの総和を増やしたい
- 育休期間をサバティカルな時間にできないだろうか
メンバーからはこのような意見が続々飛び出してきて、最終的に一つの着地点にたどり着きました。
それが、男性育休については特に「目的と手段を間違えてはいけない」ということでした。
育休はあくまでも手段でしかありません。
だからこそ、その時間を使って「何を実現したいのか」を考えること、実行することが大事だと改めて思うに至りました。
また、私は社会の中で「男性育休」という言葉だけが一人歩きをしている部分がある気がしているのですが、
取得することが「偉い」とか「正しい」とか「かっこいい」と捉えられている節にとてもモヤモヤしています。
手段ファーストになると目的が軽んじられるのは本末転倒。
“なんのために?” という本質的な部分で語り合えるようなコミュニティが必要だと思いました。
ちょっと矛盾して聞こえるかもしれませんが、個人的には育休の取得が全てではないと思っています。
実際に、メンバーと話していても「育休取るべき!」といった話は一切なく、多様な選択を尊重し合えています。
目的やゴールを介して人が集えば、自然とコミュニケーションは活発になるのですね。
ボードメンバーのキックオフMTGを開催
こ3/23の夜に、zoomで本コミュニティのキックオフMTGを行います。
今回はクローズドな場でディスカッションを行いますが、次回以降、Clubhouseなども活用しながらオープンな場での会話もしていきます!
男性の育児や育休を臨場感たっぷり(涙あり笑いあり、学びあり!)に描く本も、今後作りたいと思っています。
「取って終わりの育休」ではなく「家族にコミットするための時間」としての育児や育休について、
コミュニティではみなさんとの会話を通してコンテンツを作っていきますので、興味のある方はぜひコミュニティに参加ください!
ちなみに、コミュニティのネーミングは現在まだ(仮称)となっています。
こちらも、せっかくなのでみなさんといい名前を決めていけたら嬉しいです。
現在仮置き中の「男性育休推進部」になるかもしれませんし、もっといいネーミングが見つかるかも…!?
コミュニティの活動がとても楽しみです!