ファウンダーの小山です。
きょうは、去年から活動がスタートした、共働き未来大学「旅育部」コミュニティについてご紹介します!
旅育部コミュニティとは
共働き未来大学のビジョン、 “共に働くを楽しもう” 。
旅育部では、「旅」と「学び」というキーワードからビジョンにアプローチし、
Facebookの非公開グループを活用した交流や情報交換を行っています。
旅という非日常の体験はさまざまな気付やインプットをもたらし、仕事や生活をより豊かにしてくれますよね。
特に「ワーケーション」は、仕事をする場所を単に別の場所に移せるということだけでなく、
訪問先の人たちと交流の通して「越境学習」ができる点に大きな魅力を感じています。
これからの時代に求められる “学び” って何だろう?
未来大学の運営や活動をしていていつも思うのが、これからは常に学び続ける時代だということ。
大学を卒業して就職したからといって学びのフェーズが終わってしまうのではなく、
働き続けるためにも学ぶことは不可欠だと思うのです。
ここでいう「学び」は、分かりやすく資格を取ることや大学院に入り直すことだけではなく、
人とのつながりの中で対話をしたり、ジャンル問わずさまざまな本からアイディアを得たり、
自分とは異なる価値観を知ることも含まれています。
中でも、旅を通した「越境学習」は大人はもちろん、子どもにとっても大きな刺激になると感じています。
旅先では普段と違う刺激をたくさん受けますからね。
時代はまさに予測不能、VUCA。
この時代に求められる「生きる力」は机上の勉強だけでなく、
日常生活のさまざまな体験を通して養われるものだと感じています。
保育園は学べない?
共働き未来大学の運営メンバーはもちろん、各コミュニティに参加している方たちは共働きの当事者がほとんどで、
小さなお子さんがいらっしゃる方の多くが保育園に子どもを通わせています。
子どもを通わせる場所は幼稚園もありますが、フルタイムで働く親にとってはまだまだ保育園がデフォルト。
とはいえ、最近はフルタイムの共働きでも幼稚園に通わせているケースも聞くようになったので、何組かに話を聞いてみました。
保育園ではなく幼稚園を選んだ理由として私が興味を持ったのが、「(幼稚園は)教育をしてくれるから」という意見。
細かいことを言うと、厚生労働省の管轄のもとに保育を行う施設である保育園とは異なり、
幼稚園は文科省の管轄のもと教育を受ける場なので、教育を求めて幼稚園を選ぶという選択肢はとてもよく分かります。
ただ、だからといって保育園で教育が受けられないかというとそんなこともなく、
私の息子も保育園で読み書きや就学前の生活リズムトレーニングなどさまざまなことを集団生活の中で学んできました。
フルタイムで働いている方も多いことから、なかなか平日に習い事ができないなど、
確かに保育園に通う子どもは日常的に教育に触れる機会は少ないかもしれません。
でも、だからといって幼児教室に通っていることが教育を受けている(学んでいる)というわけでもないのかも…?
「学びとは?」に立ち返ると、カリキュラムがある授業を受けることだけでなく、もっといろいろな学び方があるはず。
日常的な習い事には行かせられなくても、別の形で学びの機会を用意することは、工夫次第でいくらでもできるのだと思います。
「親子・家族ワーケーション」を推進していきます!
旅育部では、家族ワーケーションを推進していきます。
ワーケーションそのものは実践する人も増え、さまざまな体験談も聞かれるようになりましたが、
まだまだ親子でのワーケーション事例は数少ないです。
特に、一口に親子ワーケーション、家族ワーケーションと言っても、
取材を進めていくとさまざまなスタイルがあることに気づきました。
- 子どもの預け先を確保して実施するパターンと、子連れワークを基本とするパターン
- 個人で訪問先を調べて旅行として企画するパターンや、自治体や団体が企画するプログラムに参加するパターン
仕事のスタイルやお子さんの年齢によって親子ワーケーションのスタイルもさまざまです。
旅育部コミュニティ内では日常的な交流を通してさまざまなスタイルについて情報交換をしつつ、
共働き未来大学としても、実際にプロジェクトを企画していきます。
すでにトライアルでの企画が決まりましたので、次回のブログでご報告します!