2017.09.24,

vol.6 【解体】プロジェクト開始から2ヶ月半、子どもに起こった2つの変化

こんにちは!小山佐知子です。
“共働き子育て家庭の「暮らす」「働く」「(共に)育つ」が叶う家づくり” というテーマで我が家のリノベーションプロジェクトを連載でお送りしています。

第6回のきょうは実際のリノベーションの様子(解体)を綴りながら、子ども一緒につくる家づくりの魅力を綴っていきたいと思います!

いざ、スケルトン(*)リノベーション!

(*)スケルトンとは
骨組み以外をまるごと替えるフルリフォームのこと。我が家のようにマンションの場合は、窓のサッシや玄関のドアなど、“共有部分” については自由にリフォームできません。
今回の工事では厳密にはスケルトンではない(一部古い床を剥がさない、一部壁紙を剥がさない)のですがほぼスケルトンなので「スケルトン」で統一します!

いざ解体!・・・と、その前に。
元の居住空間とはこれでお別れなので記念に写真をUPしておきましょう!

↑狭い浴槽、狭い脱衣所、空間を狭く感じさせるリビングと和室の間の壁


↑長い廊下、隔離された狭いキッチン、仏壇スペース

本当に “よくある3LDK” の間取りですね…。

そして迎えた9月某日、朝9時。いよいよ解体作業がスタートです!

夕方には駆体のみの状態になっていると思うととってもドキドキしますが、私も終日張り付いていもいられないので当日は朝の立会をして仕事に向かいました。


左が総指揮を取ってくれた幼馴染の建築家カトノモト氏。
子どもの頃から本当に優しくて頼れる友人です。


唯一私が見られた解体作業はこちらの電気工事のみ^^;

そして、待ちに待った夕方5時半!!
息子と一緒に現場に到着してみると……
驚きの光景が広がっていました。

わずか1日でこんな姿になってしまうとは!これはもはや廃墟ですね^^;
これには息子もただただ絶句し立ちすくんでいました。

息子に起こった2つのいい変化

変わり果てた室内の様子に立ちすくむ息子。
「新しいお家が…壊れてる……」と、神妙な面持ちでした。
さすがに3歳2ヶ月の子どもにこの光景を見せるのはちょっぴり刺激が強すぎたかな…?


すかさずモトがフォロー。ありがとう!

実はこのプロジェクトをスタートさせてから息子にもちょっとした変化がありました。

2つあるのですが、1つ目は息子が描く絵が最近ちょっと図面っぽくなったこと。
自宅はもちろん、保育園でもお絵描きの時間になると、何やらスケッチブックいっぱいに四角い箱のようなものを描き、その中にパパ、ママ、ぼくの3人を描きそれぞれがニコニコと笑っているのです。

「これはなあに?」と聞くと「モトがいつも描くやつだよ」と答え、「新しいお家で暮らしてる感じ」と話してくれました。3歳児なりに新しい生活が始まることをワクワクしてくれているようで私も夫もとてもあったかい気持ちになりました。

そしてもう1つ目が自分の意見をどんどん発信するようになったこと。

モトを交えてしょっちゅう家族会議をしているので、その場では息子のことを子ども扱いせず、家族の一員として「イオ(息子の名前)はどう思う?」と意見を聞いてきたせいか、最近は問われなくても自分から「僕は〜思うよ!」と言うようになりました。

とはいえ、まぁ3歳児の言うことなので「すごくかっこいいと思う!」とかそんな抽象的な感想なのですが^^;きちんとプロジェクトメンバーにしてあげることで、自負?が芽生えているようです。

壮絶な廃墟を目撃したこの日の夕飯は、息子と豚汁を作りました。

新しい家はキッチンが広くなる予定なので、家族で並んで料理できることが本当に楽しみです。

今回もお読みいただきありがとうございました。
次回はいよいよ新しい間取りでの基礎づくりです!
お楽しみに。

Posted by 小山 佐知子

共働き未来大学ファウンダー、ワーク・ライフバランスコンサルタント
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