2017.10.05,

ボシタビ推進委員会 ーなぜママは旅行を諦めてしまうのか?【3】

こんにちは!共働き未来大学キュレーターの吉田さかえです。
前回は、私がボシタビをおすすめする理由の1つ目として、自己肯定感が上がるというお話を書きました。今回はその続きとして、あと2つ、私がボシタビはいいなぁと感じている理由をご紹介したいと思います。

非日常の場所に行くと、ママも子どもも気分転換できる!

これはボシタビゆえというよりも、旅行の効能に近いのかもしれませんが、いつもの場所から離れて非日常の景色を目にすると、それだけで気分転換したり、リラックスしたりできます。これは海外に行った場合などは特に景色が大きく変わり効果的ですが、国内でも自宅付近とは異なるエリア、たとえば海や山など自然の多い場所や行ったことのない場所に行くと、旅先に来た感じが味わえて良いと思います。五感が刺激されるような場所を選ぶとよいですね。

私は9月に鎌倉の由比ヶ浜までボシタビしてきましたが、日ごろは関東圏の住宅街に住んでいる私たち親子にとって、青い海、青い空が広がる湘南の海や、江ノ電がゴトンゴトンとのどかに走る様子は、とても新鮮でした。

今回泊まらせて頂いたこじんまりとしたゲストハウスには海外からのお客様もいたのですが、その方々とのひとときの共同生活も息子にはインパクトがあったようで、緊張の面持ちもありましたがいい経験でした!

ママも子どもも、日常生活の景色は安心する一方、飽きている面もあります。実際息子は泊まったゲストハウスで、部屋の中をキョロキョロ興味深そうに観察していました。たまに違う場所に行くのは刺激があって、子どもにとっても楽しいものですね。

ボシタビは母子の結束力を高める

いつもボシタビを終えて思うのは、「子どもとまた仲良くなったなぁー」ということです。たとえ、1泊2日などの短い旅でも、母子で一緒に旅先で行動すると互いの距離感がぐっと近くなります。一緒に荷物を持って運んだり、暗い道を手を繋いで歩いたり、知らないお店に入って2人でメニューを選んだりする中で、だんだん結束力が高まるのです。

私にとって、息子は戦友のような存在です。連れていく親と、連れて行かれる子どもという関係性ではなく、一緒に旅する仲間。なんとなく心細く思うときも、荷物が重くて心折れそうになるときも、息子が一緒にいてくれるから頑張ろうと感じます。実際に息子も何か感じるのか、ママを手伝ってくれようとします。そんな風にお互いを支えあい、助け合ってボシタビを進めていくと、旅が終わる頃にはさらに仲良し!互いへの愛がますます深まるというわけです!

というわけで、ボシタビについてここまで3回に渡って記してきました。ボシタビ推進委員会はまだ私1人しかいませんが、もうこの記事を読んだあなたもすっかり仲間に入りたくなったのではないでしょうか?笑

サブタイトルにある「なぜママは旅行を諦めてしまのか?」を今改めて考えてみると、やはり私たちママ自身が周囲や世間の意見や、いわゆる常識とされているものにとらわれていることが多いからではないかと思います。

第1回で書いたように、 旅行好きで、これまで27カ国も回って来た私ですら、子どもが生まれてからは旅行することを我慢していました。「遠くへ出かけるなんて可哀想かな」、「体に負担が大きいかな」。そんな思い込みが強くあり、動きたいと思う自分にブレーキをかけていました。

でも、ママである自分が旅に出たいと思うなら、そういう思い込みやとらわれを取っ払って、出かけてみればいいのです。いきなり海外は難しいと感じるなら、まずは近場で日帰りや一泊から始めて、自分の中でシミュレーションしていけばいいと思います。ほかに不安なことがあれば、何が不安なのかを整理して、その解決策をすでに実行している人の旅行記やブログなどをリサーチすることで見つけていきましょう。私もそうやって先行く人からヒントをもらい実践してきたので、同じです。何かの思い込みやとらわれで旅行を諦めてしまうのは、あまりにもったいない!工夫と準備をきちんとした上で出かけるのならば、我慢する必要なんて、これっぽっちもありません。

私はこれからもボシタビというものを通じて、自分も色々な場所、景色、人、食べ物、、etcを楽しみたいし、それを子どもと一緒にすることで、ますます仲良く、一緒の思い出を増やしていきたいと考えています。おかげで息子に毎日抱きつかれて、仕事に出かけるのが大変なほど、息子と仲が良いです。

この記事をキッカケに、私の他にもボシタビを楽しむ人が増え、結果として自己肯定感が上がったり、子どもとますます仲良くなるママが増えたら、これ以上嬉しいことはありません。ぜひあなたもお子さんと一緒に、お出かけしてみてくださいね。

Posted by 吉田さかえ

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