2019.06.21,

朝活のプロに聞く! 夏至から始める共働き家庭の朝時間活用法

こんにちは! 共働き未来大学プロボノの宮下菜穂子です。

突然ですが、明日、2019年6月22日は一年で一番昼の長い日、「夏至」です。
太陽の出ている時間が長いこの季節は「早起きをしやすい季節」ともいわれていますが、読者のみなさんはいかがでしょうか。

 

今日はそんな季節に見直してみたい「時間の使い方」をテーマに、共働き家庭におすすめの朝時間の活用法をお伝えします。

何かと忙しい共働き家庭。家族や夫婦での団らんはもちろん、どうやって自分の時間を捻出するか考えている方も多いのではないでしょうか。私もフルタイムで働きながら3歳の息子を育てるワーキングマザーとして、タイムマネジメントは大きな関心ごとです。家族の理解を得てこうしてプロボノとして活動する時間も作ってはいるものの、読書をするなど、自分ひとりの時間がなかなか取れないのがちょっとしたお悩み。

 

そこで今回は「朝活」の第一人者であり、ご自身も3歳の息子さんを育てていらっしゃる 株式会社朝6時 代表取締役社長 池田千恵さん(@ikedachie)に「共働き家庭におすすめの朝時間活用法」についてお話しを伺ってきました!

 

【池田千恵さん プロフィール】

株式会社 朝6時 代表取締役社長/朝イチ業務改善コンサルタント

1974年生まれ 福島県いわき市出身 3歳児の息子さんのママ。
大学受験と若手社員時代のもがきから生み出された朝時間を活用した思考整理/情報発信/時間管理/目標達成手法を著書や講演、企業研修などで伝えた経験をもとに、経営戦略としての朝活用を支援する「株式会社朝6時」を創業。企業や自治体に朝型勤務導入コンサルティングを行っている。

ベストセラーとなった『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(マガジンハウス)『朝活手帳』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など時間管理、手帳術に関する著書多数。https://ikedachie.com/

 

共働き家庭の一番の悩み「時間が読めない!」には
『仕組みづくり』がオススメ

 

-ご自身のコミュニティや共働きをしている読者からは、どんなお悩みが多く寄せられますか?

 

池田さんによると、特に子どもを持つ共働きの方から最も多く聞かれるお悩みが 「時間が “読めない” 」ことだといいます。

自分の時間を作ろうと早起きしたのに、子どもが気配を感じて起きてしまった。もしくは、翌朝早く起きるために早く寝かしつけたいのに、 “寝ろ寝ろオーラ”  を察知するのか、なかなか寝てくれない……など、不確実なことに対するお悩みが大半を占めているようです。

立てた計画が予定通りに進まず崩れてしまうのは子育て中の家庭にとって日常茶飯事ゆえ、「計画通りにいかない」とやる気をなくしてしまう気持ちには大いに共感です。

 

そもそも、なぜ「朝活」が共働き家庭におすすめなのか?

仕事の時間、家事や育児の時間を差し引くと、残る時間は「朝」もしくは「深夜」。太陽が昇る朝の方がポジティブな気持ちで過ごしやすく頭も冴えているということから、朝活は利にかなった選択といえるでしょう。

では、朝活を軌道に乗せるためにはどうすればいいでしょうか?
池田さんが仕組みづくりのポイントを2つ教えてくれました。

 

【朝活がうまくいく仕組みづくりのポイント】

1)朝活スケジュールのパターン化

まずは余計なことに頭を使わないように前もって流れを決めておきましょう。そして毎日同じパターンを繰り返し行ってみましょう。新しい習慣を定着させるには大体10日~2週間かかるので、その間淡々と続けられるスケジュールをつくるといいですね。

 

2)朝活スケジュールに  “バックアッププラン”  を立てる

時間が読めない共働き家庭はいかにバックアッププランを立てるかがキモ。スケジュール通りにいかず理想のパターンが実践できなくても、第2・第3のプランが実行できれば「できた!」という達成感とともにモチベーションを保つことができます。

 

「自分の意思が弱いからだめなんだ…」「もっと頑張らないと…」と落ち込んだり自分を追い込まないためにも、少し長めのスパンで構えながら仕組みをしっかり定着させるのが大切なのだとか。バックアッププランを最初から考えておくというのは、心理的なハードルを上げすぎず続るためにとても良さそうですね!

 

-池田さんご自身は、平日はどのようなタイムスケジュールで過ごしていますか?

 

池田さんの平日のスケジュールパターン例

 

「自分の決めた予定通りにいかない…」とストレスを溜めないための対策として、池田さんは  “朝活 松竹梅”  という3つのパターン設定し、朝活を実践しているようです。

“松竹梅”  を決めておくことで「やろうと思っていたのにできなかった…」と意思の弱さを嘆かずに済む、というのがポイントとのこと。

そんな池田さん自身も、息子さんが起きる前の4時〜5時半の時間は「実行できたらラッキー」と考え、朝の時間を楽しんでいるようです。

 

【池田さんの朝活   “松竹梅” 】

<松パターン> 朝4時起き、子どもは6時まで寝ている (自分の時間が2時間)

アマゾンプライムビデオを見ながら腹筋・スクワット、化粧、朝活手帳で今後の準備

   
<竹パターン> 朝5時起き、子どもは6時まで寝ている (自分の時間が1時間)

アマゾンプライムビデオを見ながら腹筋・スクワット、化粧

   
<梅パターン> 子どもと同時に朝6時起き、もしくは子どもも朝4時起き (自分の時間がゼロ)

朝食・保育園の準備

 

子どもの誕生をきっかけに、夫も早朝出社・定時退社を実践!
ワークもライフもさらに楽しむ生活へ


-お休みの日の朝はどのように過ごしていますか?

 

土日は朝6時くらいに起床しているという池田さん。息子さんが起きてしまうので土日は朝活はせず、息子さんに合わせて7時くらいから近所の公園に出かけたり、遊園地などにオープンと同時に向かう日もあるとのこと。朝からご家族との時間を楽しまれているようで素敵です。

ちなみに、息子さんがまだベビーカーに乗っていたころには、6時台にバギーランをしていたこともあるそうです。(妊娠前はホノルルマラソンに出場したり、ランニングを楽しんでいらっしゃったとのこと、素敵ですね!)

 


息子さんとバギーランを楽しむ池田さん

 

-お子さんが生まれる前と現在ではご自身の朝活にどのような変化がありましたか?

 

息子さんが生まれる前は朝4時~9時の5時間が丸々自己投資のための時間でしたが、生まれてからは池田さん自身のために使える時間が朝8~9時の1時間になったことなど、息子さんの成長とともに生活パターンもどんどん変化していっているそうです。

 

-ご主人はどのように朝時間や帰宅後の時間を過ごしていますか?

 

ご主人は、元々早起きではなかったそうですが、池田さんの影響で、現在は朝4時に起きて自分の時間を楽しまれているのだとか。

会社員のご主人は、息子さんが生まれてから「子どもを見たいから残業はしたくない!」と、(当時会社に制度はなかったそうですが)自主的に早朝出勤・定時退社をするようになったとのこと。朝6時に家を出て7時に職場に到着し、仕事は基本、定時までに終わらせる。そんな働き方のスタイルを職場の方たちも理解されているようです。

家事と育児の分担は、毎週水曜日以外はご主人が夕食の準備や料理、お子さんのお迎えし、その間に池田さんが洗濯やお風呂掃除などをしているのだとか。まさに二人三脚で家事と育児の分担をしながら家族で過ごす時間を楽しんでいる池田さん。

日々の家事の中で「ありがとう」の声がけを意識し続けているのが夫婦円満のひとつの秘訣かな、とお話していたのが印象的でした。

 


お父さんの肩車で朝からお散歩を楽しむ息子さん

 

さいごに。

池田さんがこれまでご自身の経験や相談を受ける中で感じているのは、「自分の軸」を持つことの大切さだといいます。

「軸」といっても難しいことはなく、日々の小さな選択も自分の視点を大切に判断すること。それができていないと自分は何をどうしたいのかの感度が鈍ってしまうのだとか。私も専業主婦だった母から「子どもを中心に家族の予定を優先し続けて自分を後回しにしていると、自分らしさがわからなくなってしまった」と聞いたことがありました。

「自分以外の家族もいる中で、日常の小さな選択も自分で決めているという気持ちになれるかどうかが大切ですね。これは自分の人生のハンドルをにぎれているという気持ちに直結します」と池田さん。

いかがでしたか? みなさんもぜひ、朝の時間を有効的に活用してみてくださいね。

 

■インタビュー後記

池田さんのお話から、思考を整理して心の余白を設けるための時間を作ることの大切さと、自分の軸を持ちながら夫婦として同じ方向を向いて進むことの素晴らしさを学びました。

日々の時間の使い方も、ほんのちょっとした工夫で気持ちの持ち方や楽しみ方が変わるのですね。
我が家でも、夫が朝時間の使い方を改善したいなと言っていたので、夫婦で「朝活松竹梅」を考え実践してみたいと思います! 池田さん、ありがとうございました!!

自分の人生を上手にハンドリングするためのコミュニティ「朝キャリ」
https://ikedachie.com/course/salon/

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Posted by 宮下 菜穂子

ベンチャーのPR会社で広報代理業務に従事。PR戦略の立案、企画、施策のディレクション・実行を一貫して担当している。PRSJ認定PRプランナー。夫と息子と3人暮らし。共働き未来大学では、広報、プロジェクト推進を担当。 【詳細はこちら】

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